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袖から鬼もひしぎそうな赤銅色の太い腕が逞しく出ている
中島 敦 / 環礁 ——ミクロネシヤ巡島記抄—— 作品を確認（amazon）
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逞しい、引き締まった腕
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単語の意味
赤銅色（しゃくどういろ）
赤銅（しゃくどう）
赤銅色・・・紫がかった黒色。赤銅（合金の一種）のような色。日焼けした肌の色などによくいう。
赤銅・・・１．銅にわずかな金と銀を加えた合金。日本古来より仏像や装飾品など工芸品に利用。
２．赤銅色の略。黒みを帯びた紫色。
２．赤銅色の略。黒みを帯びた紫色。
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曲げた腕を伸ばしたり、縮ましたりすると、力瘤がぐるりぐるりと皮のなかで回転する。すこぶる愉快だ。《…略…》かんじんよりを二本より合わせて、この力瘤の出るところへ巻きつけて、うんと腕を曲げると、ぷつりと切れるそうだ。
夏目 漱石 / 坊っちゃん amazon
左手を二の腕がのぞき出るまでずっと延ばして
有島武郎 / 或る女
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