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顔に、また険しい色をひらめかせた。
芥川龍之介 / 偸盗 ページ位置:23% 作品を確認(青空文庫)
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緊張で顔が強ばる・表情が硬い
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前後の文章を含んだ引用
......釣った昔の記憶が、この炎天に通う微風のように、かなしく、なつかしく、返って来た。が、彼も弟も、今は昔の彼らではない。 太郎は、橋を渡りながら、うすいあばたのある顔に、また険しい色をひらめかせた。―― (すると、突然ある日、そのころ筑後 の前司 の小舎人 になっていた弟が、盗人の疑いをかけられて、左の獄 へ入れられたという知らせが来た。放免 をしているおれには、獄中......
単語の意味
険しい・嶮しい(けわしい)
険しい・嶮しい・・・1.山や崖などの斜面が急で、登るのが困難なさま。
2.問題を抱えている事態の解決に困難が予想されるさま。
3.緊張や怒りのために、言葉や表情がきついと感じられるさま。
4.自然現象などが、荒々しく近寄りがたいさま。激しいさま。
2.問題を抱えている事態の解決に困難が予想されるさま。
3.緊張や怒りのために、言葉や表情がきついと感じられるさま。
4.自然現象などが、荒々しく近寄りがたいさま。激しいさま。
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緊張で顔が強ばる・表情が硬いの表現・描写・類語(表情・顔に表れた気持ちのカテゴリ)の一覧 ランダム5
微笑は哀れにも枝を離れた枯れ葉のように、二人の間をむなしくひらめいて消えてしまった。
有島武郎 / 或る女
穏やかな表情が、一瞬仮面をかぶったようにこわばった。
浅田次郎 / オリヲン座からの招待状「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
頭から水をかけられたように、急に顔をこわばらせる
長崎 源之助 / ゲンのいた谷 amazon
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(食欲がないけど食べる)わたしはもう一切れ肉片を押し込んだ。食欲は硬いゴムのようなままだった。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
ポロシャツの裏の胸をくすぐって、幾匹もの汗の虫が気持ち悪く這い下りる
黒井 千次 / 群棲 amazon
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