(ベッドの上の患者)彼の寝ている姿は深手を負った小動物を思わせた。横向きにぐったりと寝そべり、点滴の針のささった左腕をだらんとのばしたまま身動きひとつしなかった。やせた小柄な男だったが、これからもっとやせてもっと小さくなりそうだという印象を見るものに与えていた。
村上 春樹 / ノルウェイの森 下 作品を確認(amazon)
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患者・病人・けが人
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単語の意味
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
左腕(さわん・ひだりうで)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
左腕・・・1.(「さわん」「ひだりうで」と読んで)左の腕(うで)。 ⇔ 右腕(うわん・みぎうで)。
2.(さわんと読んで)野球で、左投げの投手。左利きの投手。サウスポー。
2.(さわんと読んで)野球で、左投げの投手。左利きの投手。サウスポー。
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患者・病人・けが人の表現・描写・類語(人の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
何本もの管を体に通され、その身はベッドに囚われて
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
(注射を何本も打たれて、)右腕の肘の内側が内出血で黒紫のアザになってきた。一見、シャブ中の腕のようだ。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで amazon
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髪が金色だったり赤かったりツンツン尖っていたりする、シャープな人。僕とは人間としての濃度が違うのが明らかな人たち。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 amazon
蟻が小さな穴に群がり入るように、押し倒し押し返し入り口になだれ込む
山崎 豊子 / 暖簾 amazon
駿介は吸われるように真黒な群集のなかに消えてしまった。
島木健作 / 生活の探求 amazon
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びっくりしたり胸打たれたりしてほしかった。 できないほど、疲れている。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
何も云えない程ぐッしゃりつぶされてしまっていた。
小林多喜二 / 蟹工船
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