まるで自信がなくなってしまう。ごみくずのような気がして来る。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:80% 作品を確認(青空文庫)
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弱気・めげる・自信を失う
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前後の文章を含んだ引用
......机のそばへ行ったのだけれど、男は相変らずみむきもしない。二人で外へ出た時は、腹の底から溜息が出た。私は何度も深呼吸をした。私がそんなに厭 な女なのだろうかと思う。まるで自信がなくなってしまう。ごみくずのような気がして来る。只、私は若すぎると云うだけだ。何も知らないのかも知れない。それでも自分には何の悪気もないのよとべんかいめいた気持ちにもなるのだ。 たまにささやかな金がはいって、......
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私の心を充たしていた幸福な感情はだんだん逃げていった。
梶井基次郎 / 檸檬
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加賀 乙彦 / 海霧 amazon
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だんだん夢の中に引き込まれるようなぼんやりした感じに襲われて来た。
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吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
愁々として旅心を感じて
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