TOP > 風景表現 > 外の設備・工作物 > つり橋・歩道橋
畦川が流れていて、濁った水に一ひらの板橋がかかっていた。
岡本かの子 / 東海道五十三次 ページ位置:67% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
つり橋・歩道橋
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......八つ橋の古趾を探ねようというのであった。大根の花も莢 になっている時分であった。 そこはやや湿地がかった平野で、田圃 と多少の高低のある沢地がだるく入り混っていた。畦川が流れていて、濁った水に一ひらの板橋がかかっていた。悲しいくらい周囲は眼を遮 るものもない。土地より高く河が流れているらしく、やや高い堤の上に点を打ったように枝葉を刈り込まれた松並木が見えるだけであった。「ここを写......
ここに意味を表示
つり橋・歩道橋の表現・描写・類語(外の設備・工作物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
瀟洒な鉄線を組み立てている清洲橋
岡本かの子 / 渾沌未分
橋が巨鯨の白骨のような姿
岡本 かの子 / 岡本かの子 amazon
鉄橋は車体と同じ色に塗られた、積み木のように心もとない代物だった
小川 洋子 / 盲腸線の秘密「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「外の設備・工作物」カテゴリからランダム5
人魂のように街の灯が、港の水に映っていた。
葉山 嘉樹 / 海に生くる人々 amazon
二階の階段が高圧線の鉄塔のように高くそびえている
萩原 葉子 / 蕁麻の家 amazon
水が堰の口から、どどんどどんと地響きを打たせて転がり落ちる
中 勘助 / 銀の匙 amazon
古びた絨毯がどっしりと光を吸いこむ
日野 啓三 / 抱擁 amazon
同じカテゴリの表現一覧
外の設備・工作物 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ