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電気に打たれたように固くなった。
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:9% 作品を確認(青空文庫)
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(緊張や寒さで)体が強ばる
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前後の文章を含んだ引用
......うちにその手を払い除 けた。思わず二三歩飛び退 いて睨 み付けた……スッカリ面喰ってしまいながら……。 ……すると、その瞬間に少女も立ち止まった。両手をさし伸べたまま電気に打たれたように固くなった。顔色が真青になって、唇の色まで無くなった……と見るうちに、眼を一パイに見開いて、私の顔を凝視 めながら、よろよろと、うしろに退 って寝台の上に両手を支 いた。唇をワナ......
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体が強ばる、硬直するの表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
君は、ともすると古木の皮のように固まってしまおうとする私を真向から叩き壊し
鈴木 藤太郎 / 子供記 amazon
身に、眼には見えないこわばりの波が走る
黒井 千次 / 春の道標 amazon
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「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
灰色を帯びた疑いが脳裏をかすめた。
阿刀田 高 / 裏側「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
帯の間から懐中鏡を取り出して顔を直そうとすると、鏡がいつのまにかま二つに破 れていた。《…略…》あすの船出の不吉を告げる何かの業 かもしれない。木村との行く末の破滅を知らせる悪い辻占 かもしれない。
有島武郎 / 或る女
生理痛とは違う、ちくちく鋭い痛みが胃のあたりでしていた。一寸法師をのみこんだ鬼のつらさが、理解できる。そんな痛みだ。《…略…》針の剣で胃の粘膜を突き刺されているような痛みが止まらない。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
死の影に怖れていたのだ。手術のあとに死が自分を捉えにくると思っていた。
松本 清張 / 与えられた生「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
レーダーを持っているみたいに動き回る
マイ・シューヴァル / バルコニーの男 amazon
ひとりのひとが何かすると、波のようにみんなに何か影響があるんだねえ。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
決して、特別な才能を感じさせる絵ではなかった。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
新しいビールのプルリングをむしりとった。
村上春樹 / パン屋再襲撃「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
「緊張」カテゴリからランダム5
熱帯雨林にワープさせられたみたいに、どっと汗が噴き出てくる。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
時折ハーモニクスのように、ふっと声が裏返る
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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