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この家には意味のあるものしか存在しない
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 ページ位置:11% 作品を確認(amazon)
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生活感のない、モノの(少)ない部屋
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前後の文章を含んだ引用
......には脚に小さな靴下が履かせてあって、寒がりの四本足の動物のように見えた。妙にアットホームなこまごまとした内装で、一人暮らしの男の人の部屋とは思えなかったけれど、この家には意味のあるものしか存在しないと、ここで暮らし始めてから気づいた。ランチョンマットはテーブルをいちいち拭かなくてすむように、明るい色の毛布は視覚の効果も取り入れて最大限寒さをやわらげるために......
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生活感のない、モノの(少)ない部屋の表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
家財道具が圧倒的に不足しているせいで、部屋はがらんとして生活感を欠いていた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
(モデルルーム)家はこんなに綺麗じゃない。広くもない。物がいろいろあって、住むとなると、なかなかこんな風にはすっきりとはいかない
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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「室内のようす」カテゴリからランダム5
奇妙にまぶしい蛍光灯の光が居間の壁やフローリングを白々と照らしている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
奇麗な家 から急に汚ない所へ移ったので、何だか日当りの善い山の上から薄黒い洞窟 の中へ入 り込んだような心持ちがする。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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