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紙で囲った蝋燭ろうそくの火を花束のように持って
梶井基次郎 / 雪後 ページ位置:84% 作品を確認(青空文庫)
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蝋燭(ろうそく)
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前後の文章を含んだ引用
......な。さようなら」  行一は毛糸の首巻に顎を埋めて大槻に別れた。  電車の窓からは美しい木洩こもが見えた。夕焼雲がだんだん死灰に変じていった。夜、帰りの遅れた馬力が、紙で囲った蝋燭ろうそくの火を花束のように持って歩いた。行一は電車のなかで、先刻大槻に聞いた社会主義の話を思い出していた。彼は受身になった。魔誤まごついた。自分の治めてゆこうとする家が、大槻の夢に出て来た切符売場......
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宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon関連カテ揺れる炎・ともし火蝋燭(ろうそく)
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