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私たちは喋ることも忘れ、ばかみたいに口を開いて、長い時間それに見とれた。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:69% 作品を確認(amazon)
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口が開いたまま
見とれる・うっとり見入る
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前後の文章を含んだ引用
......な彗星があった。長くたなびく尾はエメラルドグリーンに輝いていて、その先端は月よりも明るかった。目を凝らすと、細かな塵のような粒がその周囲にきらきらと舞っていた。私たちは喋ることも忘れ、ばかみたいに口を開いて、長い時間それに見とれた。 そしていつのまにか、彗星の先端が二つに分かれていることに、私は気づいた。大きくて明るい二つの先端、その一つが、ぐんぐんと近づいてくるように見えた。やがてその周......
単語の意味
見とれる(みとれる)
見とれる・・・あるものに心引かれて、ぼーっと見る。素敵なものに我を忘れて見入る。「見惚れる・見蕩れる」とも書く。
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がーんと音がするくらい大きな口をあけて
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
小さく「あ」と言っているような唇
向田邦子 / はめ殺し窓「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
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見とれる・うっとり見入るの表現・描写・類語(見るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ほんのり新茶の香りにでも酔った気持で笑いながら見ている。
岡本かの子 / 雛妓
眼を細めて恍惚 と眺め入っていた
岡本かの子 / 渾沌未分
何かに心を奪われると、そこに視点が定まり、どこまでも深く吸い寄せられてゆく。
小川 洋子 / 乳歯「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
梶井基次郎 / 城のある町にて
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「驚き」カテゴリからランダム5
水をかけられたように、はっとした。
松本 清張 / 青のある断層「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
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通りすぎた男女 の足数でも心に測っているように(じっと見ている)
吉川英治 / 無宿人国記
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