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部屋にもどった。  そこには寝床のそばに洋服を着た一人ひとりの男が立っていた。激しい外光から暗い部屋へやのほうに目を向けた葉子には、ただまっ黒な立ち姿が見えるばかりでだれとも見分けがつかなかった。
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:95% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......ついてまんじりとそのあからさま景色けしきを夢かなぞのようにながめ続けていた。  やがて葉子はまたわれに返って、ふくよかな髪の中に指を突っ込んで激しく頭のをかきながら部屋にもどった。  そこには寝床のそばに洋服を着た一人ひとりの男が立っていた。激しい外光から暗い部屋へやのほうに目を向けた葉子には、ただまっ黒な立ち姿が見えるばかりでだれとも見分けがつかなかった。しかし手術のために医員の一人が迎えに来たのだと思われた。それにしても障子しょうじのあく音さえしなかったのは不思議な事だ。はいって来ながら声一つかけないのも不思議だ。と、......
単語の意味
外光(がいこう)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
立ち姿(たちすがた)
外光・・・建物の外の太陽の光。また、戸外から差し込む光。
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
立ち姿・・・立っている姿。
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