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朝出勤するのが死ぬほど 億劫 だった。その独特の身体じゅうに砂が詰まったような感じ
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:2% 作品を確認(amazon)
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めんどくさい・煩わしい
だるい・気分が重い・倦怠感
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前後の文章を含んだ引用
......、最初の二ヵ月ほどだったのではないか。その後、短大を出てから五年間勤めた衣料品の通信販売の会社を辞めた。二度引越しをし、次々と勤め先を替えた。どこに就職しても、朝出勤するのが死ぬほど億劫だった。その独特の身体じゅうに砂が詰まったような感じだけはよく覚えている。宝飾品の販売の見習いとして雇われたときは、売り場のチーフに呼ばれて、髪くらい梳かしてくるようにと注意を受けた。そこも結局一ヵ月と続かなかっ......
単語の意味
身体(しんたい)
砂(すな)
億劫(おくこう・おっこう・おっくう)
身体・・・人のからだ。肉体。
砂・・・岩石が細かくなったもの。岩が徹底的に砕かれたもので有機物が含まれていない。そのため、土(有機物が含まれる)と違って、植物は育ちにくい。砂場や砂漠に雑草が生えにくいのもこのため。
億劫・・・1.仏教における時間の最長単位である「劫(こう・ごう)」の一億倍。転じて、極めて長い時間。永遠。万劫(ばんごう・まごう・まんごう)。
2.(時間が長くかかってやりきれないという意味が転じて)面倒くさくて気が進まないこと。何もやりたくない気持ち。(「おっくう」と読む場合が多い)
2.(時間が長くかかってやりきれないという意味が転じて)面倒くさくて気が進まないこと。何もやりたくない気持ち。(「おっくう」と読む場合が多い)
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もう何もかもどうでもいいような、口をきくのも億劫な気分になる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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全身を包む心地いい気だるさ
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