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今までの無遠慮に隔てのない風はなく、いやに丁寧に改まって口をきくのである。
伊藤左千夫 / 野菊の墓 ページ位置:10% 作品を確認(青空文庫)
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他人行儀・よそよそしい
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前後の文章を含んだ引用
......ないばかりでなく、座敷の内で行逢っても、人のいる前などでは容易に物も云わない。何となくきまりわるそうに、まぶしい様な風で急いで通り過ぎて終う。拠処よんどころなく物を云うにも、今までの無遠慮に隔てのない風はなく、いやに丁寧に改まって口をきくのである。時には僕が余り俄に改まったのを可笑おかしがって笑えば、民子も遂には袖で笑いを隠して逃げてしまうという風で、とにかく一重の垣が二人の間に結ばれた様な気合になった。  そ......
単語の意味
隔てる(へだてる)
隔てる・・・間に何か置く。間に何か置いて交流や行き来できないようにする。時間的、空間的に間をあける。
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