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ぎしっと、梯子に跫音がした
吉川英治 / 治郎吉格子 ページ位置:67% 作品を確認(青空文庫)
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足音・靴音
軋み(きしみ)
ハシゴをあがる・さがる
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前後の文章を含んだ引用
......のがいえねえ」 包のこばを、歯で破って小判の山吹色をのぞいたり、目量 を手で計ってみたり、独りで、首をかしげ、錯覚を起し、そして、妙な幸運さに、陶酔をしている。 ぎしっと、梯子に跫音がしたので、彼は、あわてて、金を、欄間 の額 のうらへ隠した。 「誰だッ」 妙に、尖って云った。 ――と、消え入るような声で、 「わたし」 「わたし? ……あ。お仙じゃねえか、......
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足音・靴音の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
コンクリートの通路に足音が大きく響く。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
ぺたぺたと足音をたてる。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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軋み(きしみ)の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
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ハシゴをあがる・さがるの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
猿のように格子に手をかけて登りついた。
坪田 譲治 / 風の中の子供 amazon
長い梯子を立てると、するすると蛇のように屋根へ上って行った。
藤森成吉 / 雲雀 amazon
バルコオン(=バルコニー)の梯子は白い背骨のように突き出ていた。
横光 利一 / 花園の思想 amazon
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「音の響き」カテゴリからランダム5
大広間は森のように静かになった。
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
てのひらの上に載っているイヤフォンから音符がぽろぽろとこぼれている。
朝井 リョウ / もういちど生まれる「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
「歩く・歩き方」カテゴリからランダム5
犬のように這いこんだ男
吉川英治 / 銀河まつり
神主が歩くような風にしずしずと座敷を出て行く
内田 百けん / 冥途 amazon
疲れきった水泳者のように、人波を押し分けて歩く
ウィリアム・アイリッシュ / 黒いカーテン amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
大人の屈強な男だって耐え難いような重労働
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
完璧な肩甲骨でシュートを打ち込む
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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