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ぱちぱちと火の粉がはぜて、浜が白く照らされた。たいして大きなたき火じゃなかったが、波音をかき消すような火の音が、闇をさえぎるようだった。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 ページ位置:95% 作品を確認(amazon)
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焚き火・かがり火
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......平線。ちらちらと光る海辺の街明かり。海沿いの道路をゆっくりと、人工衛星みたいに進んでゆく車のヘッドライト。 闇が濃くなるにつれて、やっと火の勢いも強まってきた。ぱちぱちと火の粉がはぜて、浜が白く照らされた。たいして大きなたき火じゃなかったが、波音をかき消すような火の音が、闇をさえぎるようだった。「火は、いくら見ててもあきない。」「うん。」 海はつるつるに光って、まるで舞台のセットの上の1枚の黒い布が滑らかに揺れているみたいに見えた。微妙に違う色の空との......
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爆ぜる(はぜる)
爆ぜる・・・割れて中身が飛び散る。はじける。熟しきった果実の殻が破れて、果肉がプチッと外に出る。
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