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絶体絶命のどんづまり
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:7% 作品を確認(青空文庫)
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貧乏・お金がない
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前後の文章を含んだ引用
......う。残りの御飯を弁当にして風呂敷に包んだ。――一人旅の夜汽車は侘しいものだ。まして年をとっているし、ささくれた身なりのままで、父の国へやりたくないけれど、二人共絶体絶命のどんづまり故、沈黙 って汽車に乗るより仕方がない。岡山まで切符を買ってやる。薄い灯の下に、下関行きの急行列車が沢山の見送り人を呑みこんでいた。 「四五日内には、前借りをします......
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貧乏・お金がないの表現・描写・類語(政治・経済のカテゴリ)の一覧 ランダム5
住民税と国民健康保険料さえロクに払えず、聞くも恐ろしいほどの延滞金と合体して巨大なモンスターと化したそいつらが、日夜、我が家の家計を脅かしてる有様なのだ。
中村 うさぎ / ショッピングの女王 amazon
白菜の残りをつまみ、白い御飯の舌ざわりを空想するなり。
林芙美子 / 新版 放浪記
紙がないので、新聞紙に詩を書いて
林芙美子 / 新版 放浪記
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少しばかりの金が、こんなに勇気づけてくれる。
林芙美子 / 新版 放浪記
三円の稿料を送って来る。《…略…》私は世界一のお金持ちになったような気がした。
林芙美子 / 新版 放浪記
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