TOP > 人物表現 > 言葉を交わす > 口下手・話下手・うまく言葉にできない
(訳が分からない話)大助の話は、数発の花火がポンポン打ち上げられたようなもので、瞬間的であり、印象的であり、結局なんの事やら訳がわからなかった。
石坂 洋次郎 / 山のかなたに (1954年) 作品を確認(amazon)
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口下手・話下手・うまく言葉にできない
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口下手・話下手・うまく言葉にできないの表現・描写・類語(言葉を交わすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
自分が早く話せないことに苛立つ時があった。頭の中には膨大なイメージが渦巻いているのに、それを取り出そうとすると言葉は液体のように崩れ落ちて捉まえることが出来ない。《…略…》一つ言葉が耳に入ると、そこから派生した別個の流れが生まれ、頭の中でいくつものイメージが交錯して、どこから手をつければいいのかわからなくなるのだ。
又吉 直樹 / 火花 amazon
「どうかな、……」と言ったきり、うまく先を続けることが出来なかった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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気の抜けた風船玉のような返事
岩田 豊雄 / 獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 amazon
(うまく説明できない)でもそこで言葉が突然ふっと消えてしまった。遠くの方で誰かが電話のコードを引き抜いたような感じだった。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
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