TOP > 風景表現 > 家・建物 > 店・建物の佇まい・外観
店・建物の佇まい・外観の表現・描写・類語(家・建物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
砂浜の小さな破船のような茶屋
林芙美子 / 新版 放浪記
アパートは建っている。まだ建って間もないものだが、「どうせいつかは取り壊すんだから、安く上げときましょう」と言わんばかりの外見で、冬の雨に濡れた姿は普段にも増して寒々しい。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
ステーキハウスと寿司屋がわずかな客を奪い合う一角に、喫茶店『日吉茶房』はあった。
東川 篤哉 / 謎解きはディナーのあとで 2 amazon
弟の家から辻を一つ越した二三軒先のくすんだ感じの店
梶井基次郎 / のんきな患者
このカテゴリを全部見る
「家・建物」カテゴリからランダム5
大谷石 の塀を巡らせた大きな屋敷が目に留まった。表札に、《尾畑》と太字で記された昔風の 棟門 があり、そこから先は低い植え込みと繁茂した木立で覆われており、かなり奥に重厚な玄関が見えていた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
色々の屋台店が道の真中に軒を並べている。
岡本かの子 / 巴里祭
食堂を出て動坂 の講談社に行く。おんぼろぼろの板塀 のなかにひしめく人の群をみていると、妙にはいりそびれてしまう。講談社と云うところはのみの巣のようだと思う。文明も何もない。只、汚ないぼろぼろの長い板塀にかこまれている。
林芙美子 / 新版 放浪記
同じカテゴリの表現一覧
家・建物 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ