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(記憶喪失)生まれ変わったようなまなざしでまだよくわからない、なじみのないこの世界にひとり立ったとき、何もかもが不確かで手探りの状態の不安な新しい私
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:56% 作品を確認(amazon)
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......を言わせぬ懐かしい匂いを感じた。 まるでアンドロイドの壊れた記憶回路のように、 あひるの子の刷り込みみたいに、 頭を打って目覚めて、初めての記憶はこの人だった。生まれ変わったようなまなざしでまだよくわからない、なじみのないこの世界にひとり立ったとき、何もかもが不確かで手探りの状態の不安な新しい私に、初めに刻み込まれたのは、彼の熱い肌の感触だった。 そういう自分の新しい記憶が愛しかった。 きっと、会ったら涙が出るほど嬉しいだろう。 こうして離れていてふと......
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向田邦子 / かわうそ「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
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