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なにかを吹っ切るように、はあっと短い吐息をついた。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 ページ位置:25% 作品を確認(amazon)
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ため息・吐息
気持ちを吹っ切る・思いを断つ
決心・決断・覚悟する
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前後の文章を含んだ引用
......もうまく行きませんよ。本当に優秀なら、どんなことがあっても田村先生がお引き止めになったでしょう」「まあ、仰る通りかも知れませんね」 曖昧な返事を寄越した中川は、なにかを吹っ切るように、はあっと短い吐息をついた。「現段階で、代理人のことをあれこれいってもはじまりませんから、本日の本題に入りましょう。継続中の訴訟について、青山から途中経過を報告させていただきます」 その日......
単語の意味
吐息(といき)
吐息・・・落胆したり、緊張がゆるんだりしたときに思わず吐く、大きな息。ため息。
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ため息・吐息の表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
句読点を打つように短いため息をついた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
夢中にしては溜息に実感がこもりすぎていた。
宮本百合子 / 伸子
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気持ちを吹っ切る・思いを断つの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
「どうでもいいわ」……小初はすべてをぶん流したあとの涼やかさを想像した。
岡本かの子 / 渾沌未分
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決心・決断・覚悟するの表現・描写・類語(判断のカテゴリ)の一覧 ランダム5
私は今度こそは全くひとりで歩かねばならぬと決心の臍 を堅めた。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
捨て身になった人間独特のものに動じないふてぶてしさ
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
睦子の目が有無をいわさぬ強さで私を見た。それでも抗うことは出来たが、私は受け入れた。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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「嫌い」カテゴリからランダム5
胴体を荒繩でくくりあげて、空高く起重機で吊りさがりたいような疲れを感じる。
林芙美子 / 新版 放浪記
虫唾 が走るほど憎んでいた。
百田尚樹「永遠の0」に収録 amazon
「安心する」カテゴリからランダム5
自分の言い分に十分な条理があることを信じるように勝ち誇った表情をする
菊池 寛 / 恩讐の彼方に amazon
眉を顰 めながら、嘲笑 つた。
芥川龍之介 / 芋粥
張りつめ通した心の糸が、今こそ思い存分ゆるんだかと思われるその悲しい快 さ。
有島武郎 / 或る女
目の前にふさがった壁に、突然亀裂が生じたのを感じた。
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 amazon
「呼吸」カテゴリからランダム5
私は厭なコロロホルムの匂いを押し花のように鼻におし当てていた。
林芙美子 / 新版 放浪記
咳払いとも何か云おうとする前ぶれともとれる噎 び声
宮本百合子 / 伸子
胸の中をからっぽにするぐらい深いため息をついた。
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 amazon
「感動」カテゴリからランダム5
美咲の一言は、あたしにぶつかり、心を揺さぶった。軽い動悸がするぐらい揺さぶられてしまった。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
飛び出しそうに目をむいて
有島武郎 / 生まれいずる悩み
「判断」カテゴリからランダム5
まわりくどい言葉を、鉱石の中から乏しい金属を抽出するようによく聞き分ける
中島 敦 / 狼疾記 amazon
ゆき子は診察を受ける患者のように、富岡にされるままになっていた。
林 芙美子 / 浮雲 amazon
「思考・頭の中の状態」カテゴリからランダム5
三日三晩手を拱 いて考え込んだ
夏目漱石 / 吾輩は猫である
すみれは唇を嚙んでひとしきり考えていた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
胸中に渦巻く様々な思念
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
「我慢・諦め」カテゴリからランダム5
かつがれているのに喜びすぎるのは損だと思っているような顔付き
木山 捷平 / 木山捷平全詩集(雨) amazon
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