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(夕闇の中、)道わきにともされた電灯のが、ぬれた青葉をすべり落ちてぬかるみの中にりんのような光を漂わしていた。
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:78% 作品を確認(青空文庫)
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雨だれ・しずく・水滴 夜の雨
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前後の文章を含んだ引用
......出た。かなりぬれているらしいくつをはいて、雨水で重そうになった洋傘こうもりばさばさいわせながら開いて、倉地は軽い挨拶あいさつを残したまま夕闇ゆうやみの中に消えて行こうとした。間を置いて道わきにともされた電灯のが、ぬれた青葉をすべり落ちてぬかるみの中にりんのような光を漂わしていた。その中をだんだん南門のほうに遠ざかって行く倉地を見送っていると葉子はとてもそのままそこに居残ってはいられなくなった。  だれのものとも知らずそこにあった吾妻下駄......
単語の意味
青葉(あおば)
燐(りん)
青葉・・・青々とした草木の葉。とくに、初夏のころの青々とした木の葉。新緑。
・・・非金属元素のひとつ。元素記号P 原子番号15。単体として天然で存在せず、燐酸塩、とくに燐酸カルシウムの中に含まれ、また、動植物の体内、とくに骨や歯の中に多く入っている。暗いところで見ると青白い微光を放つ。黒燐(こくりん)・紫燐(しりん)・赤燐(せきりん)など数種類の同素体を持ち、白燐(黄燐)以外の同素体は、ほぼ無毒。
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薄い霧だか 烟 だか港一杯に拡がって
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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