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食うと云うよりむしろ食いつくんだね。すると中心から梅干が一個出て来るそうだ。この梅干が出るのを楽しみに塩気のない周囲を一心不乱に食い欠いて突進するんだ
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:88% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......まさか。だれがそんな事を云いました」 「だれでもいいよ。そうして弁当には偉大なる握り飯を一個、夏蜜柑なつみかんのように腰へぶら下げて来て、それを食うんだって云うじゃないか。食うと云うよりむしろ食いつくんだね。すると中心から梅干が一個出て来るそうだ。この梅干が出るのを楽しみに塩気のない周囲を一心不乱に食い欠いて突進するんだと云うが、なるほど元気旺盛おうせいなものだね。独仙君、君の気に入りそうな話だぜ」 「質朴剛健でたのもしい気風だ」 「まだたのもしい事がある。あすこには灰吹はいふきがないそうだ......
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沢庵をきざんで飯にまぜ、これを握り飯にしたもの
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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