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潮の匂い、もう私の肌にも髪にもしみついてしまった強い香りがそこここに満ちている。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:22% 作品を確認(amazon)
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海岸・砂浜・波打ち際
潮風・海に吹く風
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前後の文章を含んだ引用
......枝。 楽しかった。 まだ夜は浅く、バーに人はまばらだった。 波音が、まるでコンサートが始まる前のコンサートホールにかすかに流れる音楽みたいに期待を高めていた。 潮の匂い、もう私の肌にも髪にもしみついてしまった強い香りがそこここに満ちている。 月が心をざわめかせるような迫力で中空に光り輝いていた。 演奏はコズミくんのギターいっぽん、ステージの上でチューニングを始めていた。彼のギターは初めて聴く。ハー......
単語の意味
其処此処(そこここ)
其処此処・・・そこやここ。あっちこっち。いたるところ。
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珊瑚の屑でできた渚の砂が余りにも真っ白で眼が痛い
中島 敦 / 環礁 ——ミクロネシヤ巡島記抄—— amazon
(浜辺でオイルを塗りうつ伏せになった女)彼女は若い細身のイルカのようにつるつるしていた
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
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潮風・海に吹く風の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
家は海岸のすぐ近くにあって、ときどき砂混じりの風が窓ガラスにあたって乾いた音を立てた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
塩からい風がやっと司祭の肉のそげ落ちた頰をなぜる。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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湖水を縁どる薄い氷の膜が、窓を曇らせる蒸気のよう
常盤 新平 / マフィアの噺 amazon
海上に無数の棘のような白浪が立つ
森 瑶子 / 風物語 (角川文庫 amazon
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風はなく、足許のすすきはそよとも揺れなかった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
さらさらという夕の肌寒い風が障子の穴から忍び込む
長与 善郎 / 青銅の基督 amazon
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