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外人が二人同じところを何度も機械人形のように、行ったり来たりしている
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:1% 作品を確認(青空文庫)
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往復・行ったり来たりする
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......に響いてきた。 この蟹工船博光丸のすぐ手前に、ペンキの剥 げた帆船が、へさきの牛の鼻穴のようなところから、錨 の鎖を下していた、甲板を、マドロス・パイプをくわえた外人が二人同じところを何度も機械人形のように、行ったり来たりしているのが見えた。ロシアの船らしかった。たしかに日本の「蟹工船」に対する監視船だった。 「俺 らもう一文も無え。――糞 。こら」 そう云って、身体をずらして寄こした。そ......
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木々の間からは、境内にずらりと並んだ屋台の屋根、その間を右往左往する人々の姿が、まるで暗い水槽に詰め込みすぎた魚みたいに見えている。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
屋根裏の廊下を、鼠の如くチョコチョコと往ったり来たりする
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屋上から見ると、紺の軍服が蟻の行列のように隊門から町までつづいている
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