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月の光りに咲き出た夜の花のような卑弥呼の姿
横光利一 / 日輪 ページ位置:7% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......よ。爾は我に代って彼を伴なえ、我は此処で爾を待とう。」 「行け、行け、我は爾を待っている。」 「良きか。」 「良し。」 「来れ。」と卑弥呼は若者に再びいった。 若者は、月の光りに咲き出た夜の花のような卑弥呼の姿を、茫然 として眺めていた。彼女は大兄に微笑を与えると、先に立って宮殿の身屋 の方へ歩いていった。若者は漸く麻鞋 を動かした。そうして、彼女の影を踏みながらその後から......
単語の意味
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
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彼女の縮れた髪は光の粒子をはらんで膨んでいる。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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月が渡船場の船縁にキラキラと美しく砕ける
田山 花袋 / 田舎教師 amazon
燐光のような月の光
宮本百合子 / 伸子
緩やかに月の光の帯は色を変え、角度を変え、夜は深まってゆく。
小川 洋子 / 口笛の上手な白雪姫「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
黒い空に銀紙でも張ったような明るい月
阿刀田高 / ミッドナイト物語 amazon
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刺青をした蝶のように美しいお嬢さん
堀 辰雄 / 菜穂子―他五編 amazon
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橙色の、幾筋もの大波のうねりをみせて視界を覆っている雲海に、そのまま溺れて行くのかという感覚
竹西 寛子 / 草原の歌「長城の風」に収録 amazon
星がきれいなのは、星に花が咲いているからだよ。
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若い生姜 の根ほどの雲の峯
岡本かの子 / 河明り
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飢えと好奇の目には、あざやかに美 い女
吉川英治 / 醤油仏
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綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
小林多喜二 / 蟹工船
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(女は)空色の線のはいった幾らか明るい色調の春のスーツに着変えて、それが夕暮の光のまだ残っている駅前の広場の中に柔らかくとけ入るように見えた
野間 宏 / 顔の中の赤い月「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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紫色に暮れた砂の上に木部が舟を葦間 に漕 ぎ返して行く姿が影絵のように黒くながめられた。
有島武郎 / 或る女
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