TOP > 人物表現 > 攻撃 > 刃物で人を切る(刺す)
(刀は)かつんと、仁吉の膝がしらに、石でも割れたような音がした。
吉川英治 / 治郎吉格子 ページ位置:91% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
刃物で人を切る(刺す)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ちをして、 「仕事は急がざなるめえ。やい、自雷也」 どこに置いてあったか、道中差を、抜くよりはやく、ふりかぶって、 「命はもらった!」 ばっと、風を割って落した。 かつんと、仁吉の膝がしらに、石でも割れたような音がした。二度目の刀は、肩さきへ来た。仁吉は、尻もちをつきながら、匕首 で月光を斬った。 「――ひッ、人殺しだあっ」 絶叫が、月の安治川 から、海へ走った。 「けッ、女々 しい声を......
単語の意味
膝頭(ひざがしら・ひざかぶ)
膝(ひざ)
膝頭・・・膝の関節の前の部分。膝節(ひざぶし)。膝小僧(ひざこぞう)。膝株(ひざかぶ)。膝口(ひざぐち)。
膝・・・1.足の関節部で、腿(もも)と脛(すね)とを繋ぐところの前面。腿と脛の境の前面部。膝頭(ひざがしら)。
2.座ったときの、腿の上側にあたる部分。大腿部(だいたいぶ)。
2.座ったときの、腿の上側にあたる部分。大腿部(だいたいぶ)。
ここに意味を表示
刃物で人を切る(刺す)の表現・描写・類語(攻撃のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(包丁で刺される)私、寝るときもピアスと指輪はずさないのよ、だからね、皮膚と続いてるような感じ? を抱いていたの。でもね、自分のバスローブのおなかに包丁がめりこんできたとき、心から、本当にはじめて感じたの。自分と、金属がちがう素材だということ。何よりもそのことしか感じられなかった。すごい異物感だった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「攻撃」カテゴリからランダム5
(歯形)タオルは唾液で濡れて、そこには何かの身代わりのようにくっきりと歯形がついていた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
暴れ猪 みたいに迫った。
吉川英治 / 雲霧閻魔帳
斧を斜め上から叩き込むような、そんな蹴りだ。
伊坂 幸太郎 / 砂漠 amazon
同じカテゴリの表現一覧
攻撃 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ