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腹這いにころがった。
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:96% 作品を確認(青空文庫)
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うつ伏せ・腹ばい・這いつくばる
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前後の文章を含んだ引用
......巧は忘れないのね」 と素子に囁き、大笑いした。 黒っぽい紺地に緑や茶で古風な粗い格子縞のある膝掛が一枚、戸棚にあった。伸子はそれを庭の芝生に拡げた。二人はその上に腹這いにころがった。素子が膝掛の房の間から出ている草を抜き、自分の細いパイプの先にさし、吹矢のような遊びを発明した。 「どれ、かして御覧なさい。私なんか、もっともっと飛ばせるわ」 草......
単語の意味
腹這い(はらばい)
腹這い・・・腹を地面につけて手足を伸ばした状態のこと。
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車にひかれた雨蛙のようなかっこうで、ふとんにひれふす
岡田 なおこ / 薫ing(イング) amazon
深い渓谷をのぞくような姿勢
梶井 基次郎 / 檸檬・冬の日―他九篇 (岩波文庫 amazon
かたつむりがすっぽり殻の中に閉じこもったように、手足をひっこめ丸くうつぶせになる
石森 延男 / コタンの口笛 第2部 amazon
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身体はシーツの上に湿った 藁 束 みたいに投げ出されている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
深く椅子にかけ、上体を捩って片肱をかけ、椅子の背を抱えこむような恰好をした。
宮本百合子 / 伸子
一つの置物のように端然と坐って
室生 犀星 / 性に眼覚める頃 amazon
(眠らされている女は)妖術をかけられている娘のようにも思われてくる。
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