夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:99% 作品を確認(青空文庫)
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月の光・月明かり
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前後の文章を含んだ引用
......ったように消え失せていた。 私はその痛みの行衛 を探すかのように、片手で頭を押えたまま、黄色い光線と、黒い陰影 の沈黙 を作っている部屋の中を見まわした。そうして又、白金色 に冴え返っている窓の外の月光を見た……………………………………………………………………………。 ……その時であった……。 ……一切の真相が、氷のように透きとおって、私の前に立ち並んで見......
単語の意味
冴え返る(さえかえる)
月光(げっこう)
白金(はっきん)
冴え返る・・・1.色や光、音などがハッキリと澄み切って非常に鮮やかである。
2.意識がはっきりする。頭の回転がとても速くなる。
3.衰えかけたものが再び、盛んになる。
4.春を迎えてから、寒さがぶり返す。
2.意識がはっきりする。頭の回転がとても速くなる。
3.衰えかけたものが再び、盛んになる。
4.春を迎えてから、寒さがぶり返す。
月光・・・月の光。
白金・・・金属元素のひとつ。元素記号Pt、原子番号78。銀白色の金属。圧力を加えたり引っ張っても壊れず、形を変える。錆(さ)びにくく、装飾品に利用される。また、触媒としての用途も広い。稀少な貴金属で高価。「プラチナ」ともいう。
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道沿いの細い水が月の光を砕きながら流れる
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
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鈍い青色をしている空
森鴎外 / 阿部一族
幾百の高速船のように黒い雲が競争する
加賀 乙彦 / 海霧 amazon
かすかに黄色味がかった濃い灰色の雲が、よじれた腸管のように気味悪くうごめく
日野 啓三 / 抱擁 amazon
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