卵かけご飯の味、おいしさを伝える表現・描写(米のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「米」カテゴリからランダム5
本式のすし桶でやると、底がひろびろしているので、御飯がいい塩梅にひろがる。それをまぜているうちにまわりの木に湯気を吸いとられてゆくから、ぱらっとした御飯になる。
庄野潤三 / 秋風と二人の男「われらの文学〈第13〉庄野潤三」に収録 amazon
ケチャップライスに白ワインを振りかけるところに洋食屋の秘伝があった。風味が一段とよくなるだけでなく、ご飯がびっくりするくらいよくほぐれる。
佐藤隆介・近藤文夫・茂手木雅章 / 池波正太郎の食卓 amazon
(おじや)ダシの中にごはんを入れて、煮上ったところに、卵1コほぐしてしょう油とまぜておいたものをぐるぐるっとかきまわすだけ、少し塩を入れて終りにお酒を少したらす。そんなものという人は多いにきまっている。ただそんなものでも、それをだすタイミングがあっていれば喜ばれるのだ。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
「卵」カテゴリからランダム5
うっすらと焼き目のついた黄色い物体がぷるんと揺れる。断面から見える中央あたりは、ほどよく半熟状態のようだ。
428 ~封鎖された渋谷で~ amazon
オムレツはうちで出来たてをたべるべきだ。レストランでさめきったオムレツに真赤なケチャップがかかっているのなど、むしろ食べないほうがまし。おいしく出来上ったオムレツには、ケチャップもソースもおしょう油もつけないほうが、おいしい筈である。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
(戦時中に作ったスフレオムレツ)貴重な玉子はふわふわと口の中で消えてしまった。まるで上等なヒレステーキをひき肉にしたみたいなことだった、といまにして思う。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
米 の味・おいしさの表現の一覧
卵 の味・おいしさの表現の一覧
食べ物表現 大カテゴリ