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ずんぐりした夫人は、せみのように薄い黒羽織を着て
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:15% 作品を確認(青空文庫)
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着物・和服姿
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前後の文章を含んだ引用
......た窓ぎわのソファに私は腰をかけて、美しい幽雅な庭に見いっていた。青いカーテンを透かして、風までがすずやかにふくらんではいって来る。 「どう云う御用で……」  やがてずんぐりした夫人は、せみのように薄い黒羽織を着て応接間にはいって来た。 「あのお先きにお風呂をお召しになりませんか……」  女中が夫人にたずねている。私は不良少女だと云う事がいやになってきて、夫が肺病で困っています......
単語の意味
ずんぐり
蝉・蟬(せみ)
ずんぐり・・・背が低くていっそう太って見えるさま。太くて短いさま。
蝉・蟬・・・1.セミ科の昆虫を総称。夏に鳴く虫の代表。羽を畳んで木に止まり、雄は高い声で鳴きたてる。幼虫は数年かかって成虫になるが、成虫の寿命は10日から20日と短い。
2.高いところに物を引き上げるときに使う、小さな滑車。
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