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入りやすそうなそば屋
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:74% 作品を確認(amazon)
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カフェ・喫茶・飲食店
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前後の文章を含んだ引用
......ころで何をやっているのだろうという自問が湧かないでもなかったが、本に囲まれての散策は気持ちが落ち着き、心底楽しいと思えるものだった。 多少暑気に参った頃合いに、入りやすそうなそば屋を見つけてざるそばを頼んだ。それを食べながら、このあとどうするかとまだ迷っていた。ここから東海大学前はかなり遠い気がした。 どうして自分は裁判官などという仕事を......
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店・建物の佇まい・外観の表現・描写・類語(家・建物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
素朴でなまなましい生命力を感じさせる陽気なライブ・ハウス
五木 寛之 / ワルシャワの燕たち amazon
チンコ店「ワンダーランド」は、街道沿いに忽然とある。海沿いの県道が左へ大きくカーブした途端、下品で巨大な看板が現れ、その先にバッキンガム宮殿を貧相に模した店舗が建っている。店舗を囲む巨大な駐車場の門は、パリの凱旋門を模して作られており、入口には自由の女神が立っている。 誰が見ても醜悪な建物だが、市内のパチンコ屋に比べると、出玉の確率が高いので、週末はもちろん、平日でも大きな駐車場には、まるで砂糖にたかる蟻のように、多くの車が停められている。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
(建て増しを繰り返した建物)建て増しを繰り返したせいで造りは入り組んでいて、外からでも建物全体の形をつかむことができなかった。中はもっと複雑で、曲がりくねった廊下がだらだらと続き、あちこちに小さな段差があった。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
豚小屋のような店
林芙美子 / 新版 放浪記
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カフェ・喫茶・飲食店の表現・描写・類語(店・施設のカテゴリ)の一覧 ランダム5
薄暗く、音楽もない。ボンヤリと頭を休めるには 恰好 の店だ。
阿刀田 高 / 透明魚「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
(レストラン)間接照明のミニマルな内装で、ガラス製の棚に無数のワインボトルが横倒しに陳列されている。それが、オイスター・ホワイトとダーク・ブラウンを基調にした空間の、 瀟洒 なアクセントになっている。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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「家・建物」カテゴリからランダム5
くすんだ寮の外観のなかで、窓ガラスだけは陽射しを受けキラキラときれいに見えた。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
上を見た。夜を突き刺すかのように、見張り台がそびえている。
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
何の気どりもなく、てらいもない店
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
「店・施設」カテゴリからランダム5
「カップルばかりだなあ、この店は。」
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
見るからにホテル・ビジネスのプロという雰囲気の男だった。《…略…》彼らは大体いつも笑みを浮かべているのだが、状況に応じて笑顔を二十五種類くらい使いわけられるのだ。丁寧な冷笑から、適度に抑制された満足の笑みまで。その笑顔のグラデーションには全部番号が振ってある。ナンバー1からナンバー25まで。そういうのを、彼らは状況に応じてゴルフ・クラブを選ぶみたいに使いわける。そういうタイプの男だった。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
工場の外の壁には無数のパイプがまとわりつき、体内の筋肉を這い回る血管を思わせた。しかも、表面を覆う無数のイルミネーションは夜光虫に似て、グロテスクな景観も見ようによっては美しい。
鈴木 光司 / リング amazon
手を上げてウェイターを呼び、スコッチのおかわりを頼んだ。
村上春樹 / 象の消滅「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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