風にさからいながら、子供の走るかっこうが、海老のように見える。
林 芙美子 / ボルネオダイヤ「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
走る・駆け回る
風
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
海老・蝦(えび)
海老・蝦・・・エビ目(十脚類)の甲殻類の一群(長尾類)の総称。水中に住み、足が10本ある甲殻類の動物。体は頭胸部と、7節に分かれ非常に発達した腹部から成る。堅い殻でおおわれ、体を曲げ伸ばして進む。頭には2対の長い触覚がある。食用になるものが多い。「海老(かいろう)」とも読む。
ここに意味を表示
走る・駆け回るの表現・描写・類語(歩く・歩き方のカテゴリ)の一覧 ランダム5
彼の傍へ飛鳥のように馳けて来た。
横光利一 / 日輪
ボールを追うような勢いで駆けていく
内海 隆一郎 / 人びとの情景 amazon
このカテゴリを全部見る
風の表現・描写・類語(風のカテゴリ)の一覧 ランダム5
硬質な建物の隙間から現れた春風がふわりとわたしたちに覆いかぶさると
松村栄子 / 至高聖所 amazon
このカテゴリを全部見る
「歩く・歩き方」カテゴリからランダム5
足取りはダンスのように軽かった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
(足が悪い)上下に体が揺れる独特の歩き方をしていた。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
「風」カテゴリからランダム5
新聞社の屋上庭園には、夜風が葬式のように吹いていた。
池谷 信三郎 / 橋 amazon
砂漠を吹き過ぎる風が額に触れていく。《…略…》風は謎めいた暗示を 孕んだまま、遠いどこかからきてもっと遠いどこかへと音もなく去っていく。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
風が目に入り涙が流れて、見上げた空は遠くで晴れている。
綿矢 りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
歩く・歩き方 の表現の一覧
風 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ