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流しすぎた涙のために、力を失って、死んだ鶏のようになっていた。
三島 由紀夫 / 美徳のよろめき 作品を確認(amazon)
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脱力・力が抜ける
泣く・涙を流す
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単語の意味
鶏・鷄・雞(にわとり・かけ・くたかけ)
鶏・鷄・雞・・・キジ科の家禽。卵や肉を食用にするために飼う鳥。ペットとして飼うこともある。名前の由来は庭にいる鳥で「庭鳥」から。鶏冠(とさか)があり雄(おす)のそれは大きい。ほとんど飛べない。雄は夜明けを告げて魔を払うと信じられていた。「かけ」「くたかけ」は古名。
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脱力・力が抜けるの表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
あやつり人形が人形師の手をはなれたように身体中の力が抜けて行くようだった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
すごい脱力感だな、波打ちぎわにうち寄せられたみたいだ。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
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泣く・涙を流すの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
体を震わせて泣きつづけ
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
両方の眼にいっぱい溜った涙が、ちょうど窓の硝子を辷(すべ)り落ちた雨のように、紫っぽく腫れた顔を筋になって流れた。
野上 彌生子 / 哀しき少年 amazon
全身を使って大声で泣く
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
髪の毛に触れると、彼が小さく震えながら泣いているのがわかった。声は何も聞こえないのに、弟の涙がさらさらとシーツにこぼれていくのがわかった。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
はねるように立ち上がって
有島武郎 / 或る女
歴史の英雄を過度に美化して描く
阿刀田 高 / ナポレオン狂 amazon
テーブルに両手をついて立ち上った。
宮本百合子 / 伸子
(尿意)トイレに行きたかったわけじゃなくても、体がむずむずとし始める。
朝井 リョウ / もういちど生まれる「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
荷物を背負って一人で出掛ける。《…略…》亀が這っているような自分の影が何ともおかしい。
林芙美子 / 新版 放浪記
「泣く」カテゴリからランダム5
おいおいおいおい声を立てて泣いている。
伊藤左千夫 / 野菊の墓
赤児は火のつくように泣いた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
「嫌い」カテゴリからランダム5
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