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(首を高くもたげた蛇は)物音を聞いたのか、そのヘビは、噴水の栓を閉めたときのようにスーッと身を低くして、砂の上をなめらかに滑って行き、軽い金属音をたてながら石のあいだに潜りこんで、どこかに消えてしまいました。
※備考※ 訳:浅岡夢二
サン=テグジュペリ / 星の王子さま ページ位置:81% 作品を確認(amazon)
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蛇(へび)
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前後の文章を含んだ引用
......王子さまに向かって首を高くもたげていたのです。ぼくは、ピストルを取り出すためにポケットを探りながら、そちらに向かって一目散に駆けて行きました。でも、ぼくがたてた物音を聞いたのか、そのヘビは、噴水の栓を閉めたときのようにスーッと身を低くして、砂の上をなめらかに滑って行き、軽い金属音をたてながら石のあいだに潜りこんで、どこかに消えてしまいました。ぼくが壁のところに到着したとき、ちょうど王子さまが上から飛び降りてきて、ぼくの腕の中に収まりました。王子さまは、真っ青な顔をしていました。「いったい、どういうこ......
単語の意味
砂(すな)
首・頸・頚(くび)
蛇(へび)
・・・岩石が細かくなったもの。岩が徹底的に砕かれたもので有機物が含まれていない。そのため、土(有機物が含まれる)と違って、植物は育ちにくい。砂場や砂漠に雑草が生えにくいのもこのため。
首・頸・頚・・・1.頭と胴体をつなぐ細い部分。頸部(けいぶ)。また、「頭」そのものを指す場合もある。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
・・・ひょろ長い筒状で足がないという独特の姿の爬虫類の総称。鱗(うろこ)でおおわれた体をくねらせて進む。先が二分した長い舌を持つ。脱皮を繰り返し、毒を持つものも多い。不吉なもの、執念深いものとして嫌悪の対象となる場合が多いが、一方で、神やその使いとして信仰する場合もある。
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