TOP > 感情表現 > 恐怖・不安

TOP > 風景表現 > 空・中空 > 星の光・星が輝く


カテゴリ検索 単語の意味
いろいろな光度といろいろな光彩でちりばめられた無数の星々の間に、冬の空の誇りなる参宿オライオンが、微妙な傾斜をもって三つならんで、何かの凶徴のようにひときわぎらぎらと光っていた。
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:94% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
胸騒ぎ・嫌な予感 星の光・星が輝く
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......しまっていた。冬は老いて春は来ない――そのこわれ果てたような荒涼たる地の上高く、寒さをかすかな光にしたような雲のない空が、息もつかずに、凝然として延び広がっていた。いろいろな光度といろいろな光彩でちりばめられた無数の星々の間に、冬の空の誇りなる参宿オライオンが、微妙な傾斜をもって三つならんで、何かの凶徴のようにひときわぎらぎらと光っていた。星は語らない。ただはるかな山すそから、干潮になった無月の潮騒しおざいが、海妖かいようの単調な誘惑の歌のように、なまめかしくなでるように聞こえて来るばかりだ。風が落ちたので、凍り......
単語の意味
光彩(こうさい)
参宿(からすきぼし・しんしゅく)
光彩・・・1.キラキラと輝く光。あざやかな美しい光。美しい輝き。
2.すぐれていて、よく目立つこと。
参宿・・・オリオン座の中央部の三つ星を含む7星を指す。二十八宿(にじゅうはっしゅく、古代中国で月が地球を一周する間に通過する28の星座)の一つで西方白虎七宿の第七宿。白虎の胸にあたる。距星(きょせい、各宿の基準点となる星)はオリオン座ζ(ゼータ)星。「三つ星」の意。名は農具の一種「唐鋤(からすき)」に見立てたもの。「三つ星(みつぼし)」「三連星(みつらぼし)」とも。唐鋤星(からすきぼし)。参(しん)。
ここに意味を表示
胸騒ぎ・嫌な予感の表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
星の光・星が輝くの表現・描写・類語(空・中空のカテゴリ)の一覧 ランダム5
空は金と銀の砂子蒔絵
林房雄 / 恐怖の花(双生真珠) amazon
このカテゴリを全部見る
「空・中空」カテゴリからランダム5
雲海の中に虹の橋がかかっている。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
月かげが車寄せから光の帯を いていた。
浅田次郎 / 鉄道員(ぽっぽや)「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
不安が漠然と彼の心にのしかかって来る
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
心に不満や孤独感の内部圧が高まる
小林久三 / わが子は殺人者 amazon
空腹はいつのまにか、吐き気に変っていた。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon関連カテ空腹・餓え・お腹が鳴る吐き気を催す・えずく・虫唾が走る
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
空・中空 の表現の一覧 
恐怖・不安 の表現の一覧 
恐怖・不安のレベル
少し怖い
とても怖い
多くの感情は極限に達すると泣くにつながる
恐怖・不安の感覚、精神的な反応
恐怖・不安の表情、リアクション
その他の恐怖・不安の表現
次の文字を含む「恐怖・不安」の表現を検索
    戦慄  恐怖  恐怖に  不安が  不安  愛情  不安に  不安な  
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分