(苔は)錆のように石にこびりついて
後藤 明生 / 吉野大夫 作品を確認(amazon)
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苔(コケ)
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単語の意味
錆・銹・鏽(さび)
錆・銹・鏽・・・金属が空気に触れたり水に濡れたりして傷み、赤茶色や青白色に変色し脆(もろ)くなったもの。空気中や水中で金属が酸化し表面にできる、酸化物質や水酸化物質。
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苔(コケ)の表現・描写・類語(植物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(苔は)錆のように石にこびりついて
後藤 明生 / 吉野大夫 amazon
青苔が、庭石にも樹立ちにも、染めつけたようにベッタリ生えて
獅子 文六 / 胡椒息子「胡椒息子 (1953年) (角川文庫〈第668〉)」に収録 amazon
(ゼニゴケ)テラテラと青光りて、鱗のように重なりひしめき
尾崎 一雄 / まぼろしの記 amazon
底の水苔を味噌汁のように煽(おだ)てて、幽かな色の、小さな鮒子がむらむらと浮き上る。
鈴木 三重吉 / 千鳥 amazon
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「植物」カテゴリからランダム5
午後の陽をいっぱいにあびて、葉のなかには宝石のように光っているのがあった。
丹羽 文雄 / 顔 amazon
福寿草があちこちに黄色い毬(まり)のように群がって咲く
原田 康子 / 挽歌 amazon
落ち葉の間から不気味な色をした茸がちらりと覗く
堀 辰雄 / 美しい村 amazon
白樺の立ち木の幹が、逆光線の中に、燐光を放つように白く光っている
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
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