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小学校の裏門というのは、さまざまな音の吹き溜まりだった。音楽室からは縦笛とオルガンの合奏、校庭からは駆け足とホイッスル、海からは微かな汽笛、あらゆる音が聞こえてきた。
小川 洋子 / 夕暮れの給食室と雨のプール「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 ページ位置:33% 作品を確認(amazon)
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騒がしい・ざわめき 学校
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前後の文章を含んだ引用
......言葉を口にする前にここを立ち去ろうと思いながら、なかなかそうできなかったのは、彼の眼差しに宿るはかなげな影が、わたしの中のどこかに引っ掛かっているからだった。 小学校の裏門というのは、さまざまな音の吹き溜まりだった。音楽室からは縦笛とオルガンの合奏、校庭からは駆け足とホイッスル、海からは微かな汽笛、あらゆる音が聞こえてきた。わたしは彼らの足元のあたりに視線を落とし、一つ一つの音に耳を澄ましていた。ジュジュは門柱の脇に気に入った場所を見つけて丸くなった。「犬にさわってもいい?」 不意......
単語の意味
汽笛(きてき)
足・脚・肢(あし)
汽笛・・・機関車や蒸気船などの、蒸気を吹き込んで音を出す笛。
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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