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やせ細っていっそう背たけの伸びて見える
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:60% 作品を確認(青空文庫)
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痩せすぎた体形
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前後の文章を含んだ引用
......の寝ているほうへと忍びよった。廊下の明りは大半消されているので、ガラス窓からおぼろにさし込む月の光がたよりになった。廊下の半分がた燐 の燃えたようなその光の中を、やせ細っていっそう背たけの伸びて見える葉子は、影が歩むように音もなく静かに歩みながら、そっと倉地の部屋の襖 を開いて中にはいった。薄暗くともった有明 けの下に倉地は何事も知らぬげに快く眠っていた。葉子は......
単語の意味
背(せ)
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幽鬼のように痩せ細った中井
武田 泰淳 / 風媒花 amazon
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瘦せこけた彼女を痛々しいと思い泣きたいくらいだった。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
頬はだんだんこけ、あの高い鼻柱が目に立って硬く秀でて
梶井基次郎 / Kの昇天
徳子は小柄で、多少骨張った感じもないではないが、その代りに肉のむちむち詰ったような新鮮な蟹を連想させた。
井上 友一郎 / ハイネの月「日本の文学 64 井上友一郎」に収録 amazon
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