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速力計の針が六十五哩 と七十哩の間をちらちらする
岡本かの子 / 河明り ページ位置:61% 作品を確認(青空文庫)
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揺れる
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前後の文章を含んだ引用
......らなかったが……」 と経営主は云ってから、次に、私たちに 「いらっしゃい。鰐 ぐらいは見られます」 と気軽に云った。 車は町を出て、ジョホール街道を疾駆して行った。速力計の針が六十五哩 と七十哩の間をちらちらすると、車全体が唸 る生きものになって、広いアスファルトの道は面前に逆立ち、今まで眼にとまっていた榕樹の中の草葺 きの家も、椰子林 の中の足高の小屋も、樹を切り倒している......
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揺れるの表現・描写・類語(動き・反応・変化・現象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
地震のように、家がうごく。
吉川英治 / 治郎吉格子
骨のない軟骨だけのからだのようにグニャグニャと揺れる
坂口 安吾 / 散る日本 amazon
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「動き・反応・変化・現象」カテゴリからランダム5
大根を紙のように薄く切る
向田邦子 / 大根の月「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
(深い穴に落ちる)「あ」 闇が拡がり、めくるめく眩暈が流れた。体がまっすぐに落ちた。時間が空白になった。
阿刀田 高 / 裏側「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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