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ひなたと日陰がちょうど視界を半分ずつに区切り、ひなたの部分だけ、雪がまばゆい。
吉田修一「悪人」に収録 ページ位置:89% 作品を確認(amazon)
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雪景色・銀世界
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......り抜けていく。雪道にできた轍が、祐一の待つ林道のほうへ真っすぐに伸びていく。「祐一……」 光代は心の中で名を呼んだ。◇ 雪道にできた轍が、細い路地を伸びている。ひなたと日陰がちょうど視界を半分ずつに区切り、ひなたの部分だけ、雪がまばゆい。 房枝は轍の間を出ないように、深く俯いて真っすぐに歩いた。路地を出れば、岸壁があり、岸壁を抜ければ、バス停がある。バスの時間は調べてある。バスさえ来れば……。「......
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浜の雪はめくりあがり、何枚もの薄紙みたいになりながら、村落に向かって飛んでくる
宮本 輝 / 幻の光 amazon
屋根の雪がどおっと谷じゅうに響きわたるような音を立てながら雪崩れ落ちる
堀 辰雄 / 風立ちぬ amazon
砕け散った細氷がキャラキャラとガラスを混ぜ合わすような音を立てる
加賀 乙彦 / 海霧 amazon
車は、あたらしい雪の降り積む道を、滑り止めの鎖をぱりぱり鳴らしながら走った
三浦哲郎 / 忍ぶ川 amazon
雪が冷たく燃えるような輝きを増す
川端 康成 / 雪国 amazon
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