茫漠と広がる砂の海
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砂漠・砂丘
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単語の意味
茫漠(ぼうぼく)
砂(すな)
茫漠・・・ただ広いだけで無駄な感じ。ぼやけていて不明瞭な感じ。「茫」は「果てしなく広いさま」「ぼんやりしたさま」をあらわす字。
砂・・・岩石が細かくなったもの。岩が徹底的に砕かれたもので有機物が含まれていない。そのため、土(有機物が含まれる)と違って、植物は育ちにくい。砂場や砂漠に雑草が生えにくいのもこのため。
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砂漠・砂丘の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(タクラマカン砂漠)あそこの砂はパウダー状で軽くて実体がなくて、それがもう四方八方見渡す限りどこまでも広がってる。自分の身体なんてあっという間に砂に同化して風に飛ばされてしまいそうな気がするんだ。あの砂漠では誰でも死について考えてしまう。というより、皮膚がひりひりするくらいに直接死を感じてしまうんだ。絶対零度の孤独って吐き気にちょっと似てるよね――
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
動くものの影とてない荒涼たる砂の海
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
砂漠から吹きつける砂嵐は、あたりにもうもうと立ちこめ、二重窓のすき間からも砂が入ってくる
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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「地上・陸地」カテゴリからランダム5
間もなく、中の海の大根島にも陽が当り、それが赤鱏を伏せたように平たく、大きく見えた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
(立ち止まって話していると)南に向かう人々の話し声や体臭や着ているものの色合いが、大きな濁流のように邦彦の傍を横切っていた。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
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