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とよが一人で昼寝をしていたが、その着物の前が乱れ、赤い腰巻の間から膝法師が僅かに覗いている。私は見てはならないものを見たと思い、かなり動揺する。
外村繁 / 澪標 作品を確認(amazon)
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眠っている姿
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寝床のなかに、実をとったあとの莢(さや)のように、兵太のからだが長くのびている
和田伝 / 沃土「和田伝全集 第2巻」に収録 amazon
毛布を鼻の下まで引き上げた。
阿刀田 高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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僕らはすっかり満腹し、温かさに躰(からだ)を軟体動物のそれのようにぐにゃぐにゃにし、板の間の藁の上へ毛布をかぶって横たわった
大江健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
絃は上掛けをだんごに巻きつけていくのではなく、眠りながらよくこんなに器用にできるなと感心するほど、逆円錐状に身体に沿って巻きつけていくので、足の方が先細りで腕も肩も隙間なく包まれている。彼の後ろ耳、エジプトのミイラみたいに布の巻きついた身体のなだらかな曲線、本当にかすかな寝息。
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
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