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根方に松葉が落ちていた。その上をありが清らかにっていた。
梶井基次郎 / 城のある町にて ページ位置:82% 作品を確認(青空文庫)
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枯れ葉・葉が散る 蟻(あり)
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前後の文章を含んだ引用
......かまわないすぐ横になりたいような疲労が来る。そんな昂奮はかえでの肌を見てさえ起こった。――  楓樹ふうじゅの肌が冷えていた。城の本丸の彼がいつも坐るベンチの後ろでであった。  根方に松葉が落ちていた。その上をありが清らかにっていた。  冷たいかえでの肌を見ていると、ひぜんのようについているこけの模様が美しく見えた。  子供の時の茣蓙ござ遊びの記憶――ことにその触感がよみがえった。  やはり楓の樹の下である。松......
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蟻(あり)
・・・アリ科の昆虫の総称。くの字の触覚を持ち、胸と腹と間にくびれがある。地中などで、女王蟻を中心に、雄の蟻、働き蟻(生殖能力のない雌)が階級を持ち集団で社会生活を営む。働き蟻は地上を歩いて食物を集め、勤勉なものの典型とされる。新しく羽化した女王と雄には翅(はね)があり(羽蟻)、交尾後に翅を失う。
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年代相応に立派な銀杏の木が、古ぼけた四階建てのアパート群の足元に、乾いた落葉を敷きつめている。
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長い蟻の行列が、墓地の一画をえんえんと横ぎっている
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(赤や黄に染まりかけた紅葉が混ざった庭)庭に千代紙のようにちりばめられた赤
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虎斑とらふ の大きな 肥った蜂
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