寒むさうな赤鼻
芥川龍之介 / 芋粥 ページ位置:5% 作品を確認(青空文庫)
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鼻の動き・色
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前後の文章を含んだ引用
......てゐる事だけは、確である。その結果であらう、今では、誰が見ても、この男に若い時があつたとは思はれない。(五位は四十を越してゐた。)その代り、生れた時から、あの通り寒むさうな赤鼻と、形ばかりの口髭とを、朱雀大路 の衢風 に、吹かせてゐたと云ふ気がする。上 は主人の基経から、下 は牛飼の童児まで、無意識ながら、悉 さう信じて疑ふ者がない。 かう云......
単語の意味
赤鼻(あかばな)
赤鼻・・・赤い色の鼻。とくに、飲酒や病気などで、赤くなった鼻。
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薄い小豆色に染まった鼻の頭をこすりながら、釜の下の火加減をみに立った
川崎長太郎 / 船頭小路 amazon
ひしゃげたゴムホースを輪切りにしたような鼻の穴
安部 公房 / 他人の顔 amazon
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