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涎(よだれ)が流れて、私の蒲団の上までみみずのような線をひいている。
平林 たい子 / こういう女・施療室にて 作品を確認(amazon)
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熟睡・ぐっすり眠る
唾液・よだれ・つば
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単語の意味
蚯蚓(みみず)
蚯蚓・・・ミミズ綱(貧毛類)の環形動物の総称。地中に住む、薄赤くて細長い下等生物。円筒状で、多くの輪のような節から成る。名前は、目がないため「目みえず」に由来するという説が有力。地竜(じりゅう)。赤竜(せきりょう)。
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熟睡・ぐっすり眠るの表現・描写・類語(安心するのカテゴリ)の一覧 ランダム5
林芙美子 / 新版 放浪記
スイッチをOFFにしたような眠り
吉本ばなな / 白河夜船 amazon
泥のごとく、ねむりこけてしまう
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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唾液・よだれ・つばの表現・描写・類語(口・顎のカテゴリ)の一覧 ランダム5
結びきらない口の尻からひげをぬらして水飴のような涎(よだれ)が流れて
平林 たい子 / 施療室にて「こういう女・施療室にて (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
独仙君の山羊髯 を伝わって垂涎 が一筋長々と流れて、蝸牛 の這った迹 のように歴然と光っている。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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「口・顎」カテゴリからランダム5
馬の口元に溜まった 葛湯 のような 涎
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
「安心する」カテゴリからランダム5
一家を挙げて欧洲へ遊学に出掛ける朝も、一ばん気軽な気持で船に乗ったのはかの女だった。かの女は和装で吾妻下駄 をからから桟橋に打ち鳴らしながら、まるで二三日の旅に親類へでも行くような安易さだった。
岡本かの子 / 母子叙情
身悶えるようなため息
吉田修一「悪人」に収録 amazon
「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
いろいろの雑音……がすべて彼の睡い耳に溶け合って、さながら子守唄のように聞かれた。
相馬 泰三 / 六月 amazon
眠くって頭の芯 がズキズキする
林芙美子 / 新版 放浪記
夜が明け始めると同時にサユリはゆっくりと目を覚ました。それは、上下の瞼を引き剝がすべきか否か迷っているような目覚め方だった。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
(眠いけど食べる)頭の芯は眠気で凝り固まっているのに、手足は妙にふにゃふにゃしている。感覚も眠っているので、味を想像したりすることもなく、ただひとつひとつの手順を生理現象のようにこなしていく。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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