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外には、やや傾きかかった日がさして、相変わらずその中を、つばくらが軽々と流れている。
芥川龍之介 / 偸盗 ページ位置:51% 作品を確認(青空文庫)
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燕(つばめ)
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前後の文章を含んだ引用
......懸命の憎悪ぞうおを集めながら、足を踏み鳴らして、意味のない事を叫びつづける。――太郎は、堪えがたい嫌悪けんおの情に襲われて、耳をおおうようにしながら、匇々そうそう猪熊いのくまの家を出た。外には、やや傾きかかった日がさして、相変わらずその中を、つばくらが軽々と流れている。―― 「どこへ行こう。」  外へ出て、思わずこう小首を傾けた太郎は、ふとさっきまでは、自分が沙金しゃきんに会うつもりで、猪熊へ来たのに、気がついた。が、どこへ行ったら、沙金......
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燕(つばめ・つばくら・つばくろ・つばくらめ)
・・・ツバメ科の鳥。背や翼は光沢ある青黒色で、顔と喉(のど)は栗色、腹は白色の渡り鳥。尾は長く、二つに割れている。日本には春にやってきて民家に巣を作る。秋に去る。作物や樹木の害虫を捕食する、代表的な益鳥(えきちょう)。
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燕(つばめ)の表現・描写・類語(鳥類のカテゴリ)の一覧 ランダム5
燕が中空を滑るように横切っていく。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
燕のひるがえるのを眺めて
岡本かの子 / 巴里祭
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