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わっとやってきて、わっと去っていく。イナゴの大群のようなものか
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 ページ位置:20% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......さらに訊ねる。「最小限の変装で、銀行強盗とは断言できないくらいの恰好で、カウンターに近づくんだ。あとは何が起きたのか彼らが把握する前に、警報装置から遠ざける」「わっとやってきて、わっと去っていく。イナゴの大群のようなものか、私たちは」響野はそう言ってから、しかも背広を着たイナゴだな、と言い足した。 響野はカウンターの上に立ったまま、ポケットから取り出したストップウォッチに目をやる......
単語の意味
蝗・稲子・螽(いなご)
蝗・稲子・螽・・・バッタ科イナゴ属の昆虫の総称。田んぼや畑などに住む昆虫。体は緑や茶色。鳴かない。群れで行動し稲の害虫。名前は「稲の葉をにつく虫」に由来。
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修学旅行の少女たちが白い花びらのように群れる
原田 康子 / 挽歌 amazon
三、四人の客が入って来た。《…略…》たちまち店内には汗の 臭いが満ちた。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
黒山のような人だかり。
林芙美子 / 新版 放浪記
都会人に取って人混は運命のような支配力を持っていた。
岡本かの子 / 母子叙情
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立ち去るの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
サユリは、これ以上、一緒にいられないと思い、ぷいと後ろを向くと、ハイヒールシューズの踵を気持良く鳴らしてコバヤシの許を去った。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
素早い動きだった。花火のように、あっという間にいなくなった。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
まっすぐ後ずさりしてゆく。二本の足は少しずつ細くなり、最後には糸になって消えた。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
悪いな、ぼくは黙ってゴキブリみたいに行かせてもらうよ。
島田 雅彦 / 観光客「ドンナ・アンナ (新潮文庫)」に収録 amazon
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水っぽい涙が鼻をならしに来る。
林芙美子 / 新版 放浪記
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人影も一層濃くなって
岡本かの子 / 巴里祭
丹羽勘右ヱ門と、いまどきこんな古刀のような名前をぶらさげて歩こうものなら、いい笑いもので
林芙美子 / 馬の文章「(003)畳 (百年文庫)」に収録 amazon
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(部屋探しの内見)遺跡みたいにがらんとしたところ
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
小さく固まって身を護ろうとする雑草の株のように、互いに寄り添って暖かみをを分かち合う
有島 武郎 / 小さき者へ amazon
雪だるまのように、漁夫達のかたまりがコブをつけて、大きくなって行った。
小林多喜二 / 蟹工船
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