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全てのガラスを失った窓枠のペンキはすっかりはげおちて変色し、壁は各所でぐずぐずに崩れ落ち、鉄扉は赤く錆び、石壁には落書きがある
村上春樹 / 遠い太鼓 作品を確認(amazon)
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廃墟・廃屋・瓦礫の山
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単語の意味
錆・銹・鏽(さび)
錆・銹・鏽・・・金属が空気に触れたり水に濡れたりして傷み、赤茶色や青白色に変色し脆(もろ)くなったもの。空気中や水中で金属が酸化し表面にできる、酸化物質や水酸化物質。
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廃墟・廃屋・瓦礫の山の表現・描写・類語(家・建物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(縁の下)土台柱は、みんな白蟻が蝕 ったように腐っていた。建ってから一世紀以上は経っている
吉川英治 / 銀河まつり
近づきがたい暗さが漂っていた。夜目で見てもガラスが割れているのは分かったし、壁にはスプレーで落書きがされている。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
引退したパチンコ店というよりは、現役の廃墟
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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戦前の品川へ、二度ほど足を運んだことがあるが、貸座敷(遊女屋)、料理屋、茶屋などが軒を連ね、江戸時代の繁昌ぶりが、まだ名残りをとどめていた。 大正の大震災にも、昭和の戦災にも品川は焼け残ったので、十数年前に久しぶりで、ゆっくりと品川を歩いたときも、大きな宿場町の微かな匂いが、裏道にただよっていた
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
煙突がついていて、小さなポーチがある、窓にはギンガム・チェックのカーテンがかかっている。要するにけっこうフレンドリーな外観。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
戦災に焼けなかった、この店構え
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
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