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何でもないことが、どうでもいいことが、何でこんなにおかしいんだろう。泣くためじゃない、怒るためじゃない、嘆くためじゃない、笑うために、あたしたちは生まれてきた。そうとしか思えない時がある。抑えても、抑えても、笑いがこみ上げて、精神が笑いに共鳴し、震える。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 ページ位置:39% 作品を確認(amazon)
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よく笑う・笑い上戸
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前後の文章を含んだ引用
......パチンコに通えるじゃん」 あたしたちは、顔を見合わせ、笑った。笑った拍子に、スウちゃんの鼻の下に、アイスが白くついて、髭になった。それが、おかしくて、また笑う。何でもないことが、どうでもいいことが、何でこんなにおかしいんだろう。泣くためじゃない、怒るためじゃない、嘆くためじゃない、笑うために、あたしたちは生まれてきた。そうとしか思えない時がある。抑えても、抑えても、笑いがこみ上げて、精神が笑いに共鳴し、震える。「エネルギー満タン」 美咲が、半分以上残して、あたしにアイスを渡した。「もう、いらないの?」「充分」「じゃ、もらうけど……こんなに食べたら、デブらないかな」「理......
単語の意味
嘆く・慟く・歎く(なげく)
嘆く・慟く・歎く・・・1.悲しみやの怒りの気持ちを強くあらわす。ひどく悲しむ。悲しんで泣く。
2.満たされない思いにため息をつく。嘆息(たんそく)する。
3.世の風潮などに心を痛めて憤る。慨嘆(がいたん)する。
4.心から切に願う。願う。強く望む。躍起(やっき)になる。
2.満たされない思いにため息をつく。嘆息(たんそく)する。
3.世の風潮などに心を痛めて憤る。慨嘆(がいたん)する。
4.心から切に願う。願う。強く望む。躍起(やっき)になる。
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四竹を鳴らして説経を唱(うた)っていた娘が、三味線をひいて流行唄(はやりうた)を歌う姉さんになったのは、孑孑(ぼうふり)が蚊になり、オボコがイナになり、イナがボラになったと同じで、これは自然の進化である。
永井 荷風 / ぼく東綺譚 amazon
教師の講義をきく学生のような従順さを示した。
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
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