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湿っぽいねばつく靄が立って、遠方の高い建築物をぼやかして見せた
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:86% 作品を確認(青空文庫)
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霧・かすみ・もや
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前後の文章を含んだ引用
......見たが無かった。阪部が航海中読むようにと一冊の本を買い、一時間ほどで丸善を出た。  朝からの小糠雨はまだやまなかった。全市が一枚の濡れた大外套のようだ。それから、湿っぽいねばつく靄が立って、遠方の高い建築物をぼやかして見せた。傘を拡げたなり高くかかげて、向うから来る人と衝突するのを避けながら、阪部が、 「さて、どうします」 と伸子にたずねた。 「いやなお天気ね――これでは歩く気もしないわ......
単語の意味
湿っぽい(しめっぽい)
湿っぽい・・・1.水気を含んでいて、ジメジメしている。
2.気分が落ち込んでいる。陰気な感じがする。
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