TOP > 風景表現 > 時間帯(朝・昼・夜) > 朝
静かな朝など、桶からはみ出た水が光って、まるで白刃のように新しい朝日に輝いていた。
室生 犀星 / 性に眼覚める頃 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
朝
湧き水
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
白刃(しらは・はくじん)
朝日・旭(あさひ)
白刃・・・さやから抜かれた刀。抜き身。
朝日・旭・・・朝に昇る大陽。日の出。旭日(あさひ・きょくじつ)。
ここに意味を表示
朝の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
茶畑に真白な霧のかかる朝だった。
浅田次郎 / うらぼんえ「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
湧き水の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
薔薇の叢(くさむら)の下から帯のような幅で、きらきらと日に輝きながら水が流れ出る
佐藤 春夫 / 佐藤春夫 amazon
うしろの山手から湧いてくるらしい清水が青苔の上にささやかな音を立てて流れている
永井荷風 / ふらんす物語 amazon
水は窪地の奥に湧いていた。いぼのように火山灰を盛り上げて吹き出し、薄く膜のように 溜っていた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
蛇のようにくねくねとした湧水の流れが幾筋か地面を横切っていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
水も砂も船も一いろの紅硝子 のように斜陽のいろに透き通る明るい夕暮
岡本かの子 / 河明り
「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
鷗の群れが洗濯機の渦みたいにぐるぐると空を舞っていた
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
火が燃え立つように、ちらりちらり白い波頭 が立っては消え、消えては立ちして、瞬間ごとに高さを増して行った。吹き荒れる風すらがそのためにさえぎりとめられて、船の周囲には気味の悪い静かさが満ち広がった。それを見るにつけても波の反対の側をひた押しに押す風の激しさ強さが思いやられた。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
芥川龍之介 / 蜘蛛の糸
同じカテゴリの表現一覧
時間帯(朝・昼・夜) の表現の一覧
水面・水中・水辺 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ